
連日ニュースでは桜の咲き具合を報道している。ここ目黒ではソメイヨシノは1分or2分咲きです。
桜の自生種は東南アジアに分布していて植物学上では日本には9種ともいわれている。しかし栽培品種は多く340種の桜が日本にはあるそうです。名前がついていないものを入れればその倍ちかくにもなるらしい。
日本で1番多い品種は「ソメイヨシノ」で約80%。沖縄と北海道北部を除く各地に点在している。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種で駒込の染井村の植木屋が売り出したと言われ、ソメイヨシノの発祥地となっている。そのネーミングは「吉野桜」にあやかったようだが明治になり紛らわしいことから「ソメイヨシノ」と呼ばれるようになった。「桜」は皆がそうだと思っている「花」が咲き出し後から「葉」が出てくる。その見栄えのよさが「桜」と。しかしその特徴はすなわち「ソメイヨシノ」なのです。林試公園では様々な品種の桜があり写真の桜は何と言う名か知りません。大樹の上のほうに空に溶け込み花を咲かせている様は見事の一語に尽きます。ソメイヨシノも今月末には満開となるでしょう。楽しみ・たのしみ。