12月の声とともに紅白歌合戦の出場者が決まり企画内容が発表された。NHK以外の放送局も発表するから何とも不思議だ。今でも国民的行事なのだろうか。十数年前までは毎年末の恒例行事として国民が楽しみにしていたことは事実であった。しかし今はなんで騒ぐの?関心がある人はどれくらいいるの?と思えてならない。その昔、音声はラジオから流れ人々は「聞く」楽しみを持った。そんなとき一番解かりやすく親しみを感じたのが音楽(歌)だった。その後、映像と音を併せ持ったTV時代となりその魅力に心をときめかせた。紅白はそんな時代の象徴であったが、時代は変わり好みの多様化が「歌」でひと括りに出来なくなり、そこへ持って企画性に乏しいこのイベントは徐々に魅力を失っていった。昨今年寄りだけでなく若者も、と迎合したマイナーチェンジ企画も共倒れ。大幅なモデルチェンジの時期を失い今年も同じパターン。役所もそうだが、どうして見直しをしないのだろうか。見直しをし変えることに恐れをなしてはいいものは生まれないと思うのだが。世の中知恵者は大勢いるはず、来年こそは外部を起用してでも新しい年末の「歌」(どうしても歌に拘るなら)イベントとしてもらいたいものです。キーワードはアメリカの次期大統領が言っていたように紅白も「チェンジ」だと思います。
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団塊おやじが、友あり縁あり地域を語ります。
by shisenan
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