「ALPHA CUBIC」なる本がマガジンハウスより出版されました。著者はアルファキュービックのかつての創始者であり社長の柴田良三氏。紫仙庵のお客様です。
ご予約を受けていたある日「いまマガジンハウスにいてこれからだから00分到着が遅れます」とお電話をいただきました。「マガジンハウスでお打ち合わせでも?」「そう、こんど本を出すことにしました・・」そんな会話が数ヶ月前にあり、この度店頭に並びました。早速目黑のアトレにある本屋さんに行ったところ、売り切れ!!
翌日ご本人が本を持参でご来店。早速おねだりをして本ならびにサインをいただいてしまいました。
1960年代から1990年代まで、異彩を放ちながら、彗星のようにアパレル業界を駆け抜けたアルファーキュウビック。そこには人の温かい肌触りと熱い息遣いがあった。ご本人の努力と才能・センスはもちろんですが、その節目ごとに出会う人との関わり、影響が30数年という時間をドラマチックに、見事に表現されています。
私はこの本のなかに出てこられる方々のお名前もさることながら、ご本人を存じ上げている方が多くいらしてページごとに吸い込まれるように読んでしまいました。また、そのときどきの自分がなにをしていたかが、思い起こされ時代を側面から見て取れます。懐かしさが妙に興奮します。
著者との関わりは、5年位前にイヌの散歩で紫仙庵の前を通られたとき、ちょうど私が庭掃除をしていました。「蕎麦屋さんですか?」「はいそうです」・・・・「こんど寄らせていただきます」
それから数日後お見えになり、そのときの会話「ご主人ゴルフされるんですか?」「はい、大好きです」「うまいの?」「はい、かなり上手いです。かつては5でした。お客さんはどれくらいですか?」「私も上手いほうです。関東アマにでました。」ガビ~ン・・・。ちょっと上から目線でゴルフの話しをしてしまいアナがあったら入りたくなるほど恥ずかしい思いをしました。クラチャンもありとあらゆるところで何回もとっており、その話しあたりでこれはかの有名な柴田さんではないかと気がつきました。が、あとの祭り。もうその日からゴルフで偉そうな口調は封印、勝手に弟子にしてもらいました。その後何度かご一緒にプレイをさせていただきその素晴らしいゴルフ、お人柄に憧れています。紫仙庵のゴルフコンペにも毎回のようにご参加いただいています。
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団塊おやじが、友あり縁あり地域を語ります。
by shisenan
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