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団塊おやじの友縁地(ゆうえんち)

目黒不動「本居長世の碑」

童謡の父、本居長世は大正9年頃から目黒不動境内の近くに住んでいたそうです。当時のこのあたりは雑木林や竹林のいわゆる郊外で、庭には清水が湧き出していたとのことです。目黒不動のあたりには豊富な水脈があり境内にはいまだに清水が沸いています。その境内の片隅に「本居長世の碑」があります。碑の存在は知っていましたがよく見たことがなく、先日しっかりと見させていただきました。金田一春彦先生の解説が書かれている用紙があり「へ~っ」「なるほど」の連続です。私の拙い知識ではせいぜいが「赤い靴」「七つの子」の作者程度でしたが、先生の解説で大変な方であることが改めて解りました。そしてびっくりすることがもう1つ、碑の横に記念碑建設実行委員会の面々で刻まれた著名な方々のなかに店の常連のお客様のお名前がありました。なんか急に親近感が沸いてきて、帰り道は思わず童謡を口ずさんでいました。「うさぎ・うさぎ、何見てはねる。十五夜お月さんみては~ねる・・・・」
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by shisenan | 2010-06-10 22:12 | 目黒界隈
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