これから新蕎麦が各地からぞくぞくと届きます。全国でも特に蕎麦生産に熱心な地域はというと、北海道がまず一番にあげられます。産地は作付け面積が大きいのが特徴で「小麦→てんさい→じゃがいも→そば→小麦」と生産サイクルが出来ていて安定した体制ができている。また、生産量の高さがプロの蕎麦屋から愛されている。これは売れる蕎麦を作るという生産者の意気込みが実を結んでいるからです。長野県は一時期茨城県にその生産高で抜かれたものの現在では北海道に次いで2位、「信濃1号」「信濃大そば」などの登録商品(ブランド)があり全国的に愛されている。茨城県は有名な「常陸秋そば」ブランドが人気で手打蕎麦屋では必ずと言っていいほど使用されている。また、そば栽培に熱心でチカラを入れている地域に福井県がある、在来種の小粒ではあるが味・香りともよく、なによりも色が綺麗なのが特徴である。紫仙庵では北海道の「キタワセ種」、茨城県「常陸秋そば種」長野県「信濃1号」、そして福井県「丸岡在来種」を使用しています。先週より入荷の北海道摩周産のキタワセ種新蕎麦はかなり美味です。
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団塊おやじが、友あり縁あり地域を語ります。
by shisenan
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