紫仙庵のタタキとコアガリのちょうど真ん中の柱にゼンマイ式の柱時計がかかっています。この時計、子供のころ毎週日曜日にねじを巻くのが私の役目でした。チクタクチクタク・・・・・30分ごとにその時間の数だけボ~ン・ボ~ンと時を知らせます。いつの日かこの時計は物置に入り便利な電池式の時計がこの定位置にかかっていました。実家を改築し蕎麦店を営むにあたり、私の頭の中では、この柱時計は店舗コンセプトにはなくてはならないデザイン上のキーポイントで必須でした。当初は動かなくてもいいか!とも思っていましたが、やはり時計は動いてこそ時計です。このゼンマイ式時計を修理してくれる人(業者)を探しに探し、やっと見つけて修復していただきました。この10月で店を始めて5年目に入ります。毎日若干の狂いは生じるものの時を刻み続けて私たちを見守ってくれ、そしていいBGM効果をかもし出してくれてます。
|
団塊おやじが、友あり縁あり地域を語ります。
by shisenan
|
|