昨日は日本TVの番組「ぶらり途中下車の旅」という番組の取材がありました。午後2時過ぎにはスタッフが入り打ち合わせ。ライティング・カメラ位置、どこでどのような会話をするかの段取りなどを決める。お出しする料理の品の数と品目は食べるためのものと撮影用とのものを用意する。私のような素人に対しては練習(リハーサル)などがあるのかと思いきや会話は問いかけられたらそれに応えてください。とのことでした。「このお店は開業して何年ですか?」「ご主人は以前はなにをされていたのですか?」「十割蕎麦とありますがボソボソしませんか?」等など。それではタレントさんが入りますのでお願いしま~す。との合図で撮影開始。入ってきたタレントさんは太川陽介さん(だれがくるかそれまで知らされてません)いきなりの質問攻めに戸惑いながらも打ち合わせにないこちらからの質問もかましました。そこはプロ、おや!とい表情もなくうまく会話がつながり、素晴らしい出来になるところがカメラのレンズが曇り、もう1テイク。何回もやり直すと話していることがわざとらしくなり新鮮さが薄れます。面白いけど難しいものです。撮影は延々と続き最終OKが出たときはあたりは暗くなっていました。その昔はカメラの後ろにいて「もう1回」とか「ちょっとこのへんが・・・」とか言っていましたが、カメラ前に立つとその人の一言が大変なエネルギーを要するのだと身をもって感じました。みなさんご苦労様でした。
*2月21日(土曜日)午前中放映