紫仙庵の入り口レジの上に招き猫があります。この招き猫は蕎麦店開業祝いとして元の会社の連中が贈ってくれたものです。諸説入り乱れる招き猫の由来ですが、私は世田谷豪徳寺説が気にいっています。彦根二代藩主井伊直孝が鷹狩りの帰りに門前を通ると寺の「猫」が手招きするような仕草をした。そこで立ち寄り休憩していたところ雷雨となり雨に濡れずに助かった。という説です。豪徳寺で販売されている「招き猫」は右手を掲げ小判などは持っていません。後に豪徳寺が井伊家の菩提寺となった関係上武士にとって不浄の手である左手としなかったとか。小判など持っていない理由は「招き猫は機会を与えるが結果は本人次第」ということだそうです。弊店でいえば新規のお客様を「招き猫」が招いてくれるが、リピーターとして来て頂けるかは店主次第ということでしょう。
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団塊おやじが、友あり縁あり地域を語ります。
by shisenan
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