以前テレビでも放映されていましたが、蕎麦には119の香りがあるらしい。その中には何とバニラとかバラの香りも含まれているとか。もう香りの宝庫なんですね。蕎麦を美味いと感じるのはもちろん味覚ですが、忘れてならないのは臭覚、すなわち香りなのだそうです。香りというのは味を変えるくらいの重要な役割があります。そして視覚、これも美味しいと感じるための役割は大きいのです。見た目が汚ければ?となります。
聴覚もけっこう大切で「ズルズル~」とすする音も美味さの引立て役になってます。
蕎麦をすする音とともに香りは鼻から入り、香りが味を引き立て「美味い!」となるわけです。学問的には湿った空気ほど吸粘膜になじみたくさん香りを取り組むから香りを強く感じるそうです。また、視覚では色とか形とかバランスとかが「美味そう・・・」というプロムナード作用を脳に送ります。よく言われる見た目が大事なのです。たかが蕎麦といえども食感も含めればありとあらゆる感性で「美味さ」を感じてもらっているわけです。
紫仙庵では先月行いました「蕎麦産地味比べ会」にて同点トップとなりました福井県丸岡産は4月上旬にて終了します。その後は同じ得点の北海道摩周産にて「味=美味さ」をトータルで楽しんでもらう予定です。
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団塊おやじが、友あり縁あり地域を語ります。
by shisenan
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